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2011/12/08 性犯罪者家族支援プログラム講演会のお知らせ



平成23年11月吉日

関係者各位

日本「性とこころ」関連問題学会
理事長 榎本稔


【第4回日本「性とこころ」関連問題学会 学術研究大会プレ講演会】
テーマ:「性犯罪者における地域トリートメントに関する取り組み・第B報」
〜司法サポートプログラムと性犯罪加害者家族支援グループ(SFG)を中心に〜

晩秋の候、貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、警視庁は平成23年4月から13歳未満の子供を狙った性犯罪者について、法務省から提供された出所後の住居を正確に把握するため本人同意のもと所轄の警察署が定期的に自宅を訪問する再犯防止措置制度(見直し)がスタートしました。再犯の危険性が高い場合は面談による指導警告や専門治療の紹介も行うということです。
また、最近では常習性の高い性犯罪者についてアディクションモデルの枠組みで捉え、出所後継続した再犯防止のための治療・教育を行う必要があるという認識を持った専門家や法律家も増えてきており、矯正施設内処遇と社会内処遇における連携の必要性にも注目が集まっています。
一方で、2009年から裁判員裁判で性犯罪が取り扱われるようになり、これに関して裁判官裁判より裁判員裁判のほうが量刑に関して重い傾向があるなど、「性犯罪者は厳罰に処するべき」という多くの国民の意向を反映する判決がでています。また、性犯罪者を抱える家族は事件前と事件後では生活が一変してしまい、インターネットを含む各種メディアからの報道被害の影響で引っ越しを余儀なくされるなど、この問題特有の困難性を家族は抱えています。
今回の講演では、昨年の第2報に続き現在議論が高まりつつある「性犯罪者における地域トリートメント」について、当院の司法サポートプログラムや家族支援グループ(SFG)の取り組みを通し、改めてこの問題を多面的に考える機会になればと考えています。多くの関係者のご参加をお待ちしています。


・ 期日:平成24年4月26日(木)
・ 場所:飯田橋榎本クリニック3階(東京都千代田区飯田橋4−6−5)・・・東西線・有楽町線・南北線・都営大江戸線飯田橋駅A4出口より徒歩2分/JR総武線飯田橋駅徒歩3分(駐車場はありませんので電車でお越しください)
・ 時間:13:30〜15:30(質疑応答も含む)
・ 講師:斉藤章佳(飯田橋榎本クリニック精神保健福祉部次長)/家族支援グループ担当スタッフ
・ 参加費:無料(定員先着100名)
・ 第4回大会HP:http://www.jssm.or.jp/4thmeeting/

*参加申し込み用紙は、別紙になります。FAXにて、ご返信ください。

 プレ講演会ご案内 (PDF) 141KB



講師プロフィール


飯田橋榎本クリニック精神保健福祉部次長
斉藤章佳(さいとうあきよし/精神保健福祉士・社会福祉士)

大卒後、(医)榎本クリニックに精神保健福祉士としてアルコール依存症を中心にギャンブル・薬物・摂食障害・犯罪・虐待・DVなど様々なアディクション問題に関わる。
その後、平成18年9月に開院した新大塚榎本クリニックの責任者をつとめ、平成23年2月から新しく開院した飯田橋榎本クリニックの責任者として勤務する。
法務省保護局管轄触法者の中間施設である二カ所(静修会足立寮/日新協会)の更生保護施設で酒害・薬害教育プログラムの講師や、民間の心理相談センターのメンタルサービスセンターではDV加害者プログラムのゲスト講師も勤めている。都内大学や専門学校では早期の依存症教育にも積極的に取り組んでおり講演も含めその活動は幅広く、マスコミでも度々取り上げられている。
専門領域は『性犯罪及び性依存者の地域トリートメントのあり方について』で、榎本クリニック内で行われている性犯罪及び性依存症グループのプログラムディレクター。最近では、常習性の高い性犯罪者に対して刑務所出所前に面会に行き出所後継続した社会内処遇につなげる『司法サポートプログラム』が司法関係者やマスコミから注目されている。