1977年宮城県仙台市生まれ。東北大学大学院法学研究科博士課程前期修了(法学修士)。 2008年大学院在学中、任意団体WorldOpenHeartを設立し、2011年法人格取得。現在、NPO法人WorldOpenHeart理事長。 日本で初めて犯罪加害者家族を対象とした支援活動を行う。
阿部恭子(あべ きょうこ)
著書・論文
〇著書
『家族が誰かを殺しても』(イーストプレス社、2022)
『家族間殺人』(幻冬舎新書、2021)
『加害者家族を支援する―支援の網の目からこぼれる人々』(岩波ブックレット、2020)
『家族という呪い―加害者と暮らし続けるということ』(幻冬舎新書、2019)
『息子が人を殺しました―加害者家族の真実』(幻冬舎新書、2017)
〇編著
『加害者家族支援の理論と実践―家族の回復と加害者の更生に向けて―(第二版)』(現代人文社、2021)
『少年事件の加害者家族支援の理論と実践―家族の回復と少年の更生に向けて―』(現代人文社、2020)
『加害者家族の子どもたちの現状と支援―犯罪に巻き込まれた子どもたちへのアプローチ―』(現代人文社、2019)
『性犯罪加害者家族のケアと人権―尊厳の回復と個人の幸福に向けて―』(現代人文社、2017)
『交通事故加害者家族支援の現状と支援―過失犯の家族へのアプローチ―』(現代人文社、2016)
『加害者家族支援の理論と実践―家族の回復と加害者の更生に向けて―』(現代人文社、2015)
〇分担執筆
村尾泰弘編著『家族をめぐる法・心理・福祉―法と臨床が交錯する現場の実践ガイド』(法律文化社、2019)
指宿信監修・治療的司法研究会編著『治療的司法の実践―更生を見据えた刑事弁護のために』(第一法規、2018)
『悲嘆の中にある人に心を寄せて――人は悲しみとどう向かい合っていくのか』(上智大学出版、2014)
〇雑誌
青少年問題第66巻秋季号「自著を語る」に『加害者家族の子どもたちの現状と支援―犯罪に巻き込まれた子どもたちへのアプローチ―』
「日本における加害者家族への支援」トラウマティック・ストレス第16巻第2号24-33頁(2018)
「加害者家族支援の現在」更生保護第68巻第8号(2017)26-29頁
「日本における加害者家族の現状と支援」(Korean Journal of Correctional DiscourseVol.10,2016)98-127頁
「加害者家族の子どもたち」子ども白書(2016)134-135頁
「日本における加害者家族の現状と支援」社会福祉学研究123号81-87頁
「犯罪加害者家族に希望の光を」更生保護611巻7号(2010)24-27頁
阿部恭子・池美沙子・草場裕之[監修]「犯罪加害者家族の現状と支援に向けて」季刊刑事弁護73号(2013)97-100頁
阿部恭子・草場裕之[監修]「捜査段階における支援―家族の心理」季刊刑事弁護74号(2013)147-150頁
阿部恭子・草場裕之[監修]「被告人の更生と家族」季刊刑事弁護75号(2013)133-137頁
阿部恭子・草場裕之[監修]「加害者家族の償い」季刊刑事弁護76号(2013)156-160頁
阿部恭子・草場裕之[監修]「少年事件と家族―家族の限界」季刊刑事弁護77号(2014)147-150頁
「傷ついた大人たちの居場所~加害者家族支援の現場から~」青少年問題第61号(2013)46-51頁
「不条理からの解放―被災地からの誓い―最終章」部落解放657号(2012年)
「悲しみと思い出を抱いて生きていく―あるセクシュアルマイノリティの場合」部落解放652号(2012年)10-11頁
「郷土愛」部落解放651号(2011年)2-3頁
「サバイバーズギルト」650号(2011年)2-3頁
「被災地からの誓い」部落解放648号(2011年)10-11頁
「WorldOpenHeartの挑戦―犯罪加害者家族支援」部落解放636号(2010年)10-11頁
表彰
- 公益財団法人日本ユースリーダー協会「ユースリーダー賞」
- 特定非営利活動法人刑事司法及び少年司法に関する教育・学術研究推進センター「守屋賞」
- 第68回社会を明るくする運動「仙台矯正管区」
- 第66回社会を明るくする運動「東北少年院」
- 第64回社会を明るくする運動「宮城刑務所」
- 社会貢献支援財団 第54回社会貢献者
- 作田明賞「最優秀賞」